Laetitia初めてのベビーリングPristine(プリスティン)が生まれ その次にうまれたのはOne(ワン)という名のベビーリングでした。
Pristineは表面にごくごく緩やかなカーブはつけているものの、一見カクっとした印象のあるリング。その表面のつや消しと光をたたえる丸みのある内面が特徴的なカタチをしているのですが、この「One」は一転、どこにも「かど」がない曲面だけで構成されたリングです。
デザインコンセプトは「楕円から円へ」 楕円とは 平面上のある2定点からの距離の和が一定になるような店の集合から作られる曲線。 2つの焦点が近いほど楕円は円に近づき2つの焦点が一致した時、楕円はその点を中心とした円になる。 わかりにくいかな。 2つの焦点が離れていれば離れているほど平たい楕円になる。 2つの焦点が近づけば近づくほど円に近い楕円になる。 2つの焦点が完全に重なったときに円になる。 楕円の中の2つの焦点がそれぞれパパさんとママさん。 出会ったときには直線に近かった薄ーい楕円だったのに、その2人(2つの焦点)はだんだんと引き寄せられて近づいてマルイマルイ円を作り始める。 その2人が重なってそれが「円(縁)」となって結ばれた時にそこに生まれた一粒の奇跡。それが今2人のあいだにいる小さな命。
このベビーリング、細く見える方は断面が平たい楕円です。2人の距離がまだまだある。出会って魅かれ始めるころでしょうか。 そして太く見える方が円になっています。これが「その2人が重なってそれが「円(縁)」となって結ばれた時」。そしてそこにきらっと光る誕生石が、奇跡の小さな命。 出逢うべくして出逢ったふたりが 引き寄せられて近づいて 重なったときに生まれた小さな奇跡
それをこのカタチにこめました。
ころんとしたカタチは生まれたばかりのあかちゃんの、あのふにゃふにゃしたやわらかさを思い出させてくれる。ぷっくりとした手を思い出させてくれる。 2人のあいだに訪れた命だからこそ大丈夫だって思い出させてくれる。
そしてこのカタチには、
私が私とひとつになる。あるがままの私になる。
という意味も重ねています。
出産を経て「わたし」には「お母さん」という役割が加わる。でも「お母さん」は私の一部であって、「わたし」が「お母さん」の一部ではない。だから常に「わたし」を見つめてあるがままの「わたし」でいて欲しい。「わたし」の願いを「わたし」が叶えてあげて欲しい。小さな奇跡、小さな命を生み出したお母さんはそれだけですでにすばらしい。そんな自分自身を信じられますように。「お母さん」なあなたもほんらいの「わたし」とちゃんと重なっていられますように。
ベビーリングOneは、小さな奇跡の誕生を経験したママの力をギュッとたたえてあなたのそばに寄り添います。赤ちゃんが大きくなるまではママがお守りとして使い、生まれた時の歓びとその後過ごした日々の経験をギュッと刻み込んで、お子さんが大きくなった時にプレゼントしてあげてください。 十数年先のあなたも今と変わらず輝いていますように。
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